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初心者は必要最低限のスキンケア用品からそろえよう
スキンケアを始めようと思っても、洗顔料、化粧水、乳液、美容液、クリーム、パックなど、商品が多すぎて何を買えばよいのか迷うことがあります。
初心者が最初からすべてのアイテムを購入する必要はありません。まずは「洗う」「うるおす」「紫外線から守る」という3つの目的を満たす商品からそろえましょう。
基本となるのは、洗顔料、化粧水、乳液またはクリーム、日焼け止めです。メイクをする場合は、クレンジングも必要になります。美容液やシートマスクなどは、基本のお手入れに慣れてから追加しても遅くありません。
この記事では、初心者が優先したいアイテムと、3,000円・5,000円・10,000円を目安にした予算別のそろえ方を解説します。価格は購入店舗や商品によって異なるため、一つの目安として参考にしてください。
最初にそろえたい基本の4アイテム

1.洗顔料
洗顔料は、肌に付着した汗、余分な皮脂、ほこりなどを洗い流すために使います。フォーム、泡、ジェル、固形石けんなどの種類がありますが、初心者には使い方が分かりやすいフォームタイプや泡タイプが便利です。
乾燥しやすい人は洗顔後につっぱりにくい商品、皮脂が気になる人は余分な皮脂を洗い流せる商品を選びましょう。ただし、皮脂を落とそうとして洗浄力の強さだけで選ぶと、乾燥を感じる場合があります。
2.化粧水
化粧水は、洗顔後の肌に水分を与えて整えるアイテムです。しっとり、さっぱり、とろみのあるタイプなどから、自分が心地よく使えるものを選びます。
グリセリン、ヒアルロン酸、セラミドなどの保湿成分も選ぶ際の目安になります。ただし、特定の成分が配合されていれば、すべての人に合うとは限りません。
3.乳液またはクリーム
乳液やクリームは油分を含み、化粧水で補ったうるおいを保ちやすくするアイテムです。乳液は比較的みずみずしく、クリームはこっくりした使用感の商品が多い傾向があります。
初心者は、乳液とクリームの両方を必ず購入する必要はありません。べたつきが苦手な人は乳液、乾燥が気になる人はクリームなど、どちらか一つから始めましょう。
4.日焼け止め
朝のスキンケアの最後には、日焼け止めを使用します。SPFは主にUVB、PAはUVAを防ぐ効果の程度を表す目安です。
毎日の通勤や買い物では、数値の高さだけでなく、塗りやすさ、落としやすさ、メイクとの相性も確認しましょう。屋外で長時間活動する日は、高いSPF・PAや耐水性のある商品が選択肢になります。
メイクをする人はクレンジングも用意する
ファンデーションや落ちにくい日焼け止めを使う場合は、クレンジングを用意しましょう。クレンジングには、オイル、バーム、ジェル、ミルク、クリームなどがあります。
しっかりメイクの日はオイルやバーム、ナチュラルメイクの日はミルクやジェルなどが一つの目安です。ただし、実際の洗浄力は商品によって異なります。
「石けんで落とせる」と表示されたメイク用品でも、使用した複数の商品や塗り方によって落としやすさが変わる場合があります。各商品の落とし方を確認してください。

予算3,000円以内でそろえる場合
必要最低限の4点を優先する
予算を3,000円以内に抑えたい場合は、洗顔料、化粧水、乳液またはクリーム、日焼け止めの4点を優先します。一つの商品につき500~1,000円程度を目安にすると、選択肢を探しやすくなります。
| アイテム | 予算の目安 | 選び方 |
|---|---|---|
| 洗顔料 | 500~700円 | 毎日使いやすく、つっぱりにくいもの |
| 化粧水 | 500~800円 | 適量を無理なく使える容量 |
| 乳液・クリーム | 500~800円 | 肌質に合わせてどちらか一つ |
| 日焼け止め | 700~1,000円 | 日常生活で使いやすいもの |
メイクをする場合はクレンジングも必要になるため、化粧水や乳液を大容量の手頃な商品にするなど、全体の予算を調整しましょう。
美容液やパックは後回しにする
限られた予算で美容液やシートマスクまで購入すると、一つひとつの商品を適量で使い続けにくくなる場合があります。まずは基本の4点をそろえ、毎日の習慣にすることを優先しましょう。
予算5,000円以内でそろえる場合
基本の4点にクレンジングを追加する
予算が5,000円程度あれば、基本の4点にクレンジングを追加しやすくなります。メイクをする人は、その日のメイクを無理なく落とせる商品を選びましょう。
| アイテム | 予算の目安 | 選び方 |
|---|---|---|
| クレンジング | 700~1,000円 | メイクの濃さに合うもの |
| 洗顔料 | 500~800円 | 泡立てやすく、すすぎやすいもの |
| 化粧水 | 700~1,000円 | 肌質に合う使用感 |
| 乳液・クリーム | 700~1,000円 | 乾燥とべたつきを確認して選ぶ |
| 日焼け止め | 800~1,200円 | 使用シーンに合うSPF・PA |
必要ならトライアルサイズの美容液を試す
基本アイテムをそろえても予算に余裕がある場合は、保湿美容液などの少量サイズを試す方法があります。
美容液は必須ではありません。保湿、ハリ・ツヤ、美白など、使う目的が明確になってから選びましょう。美白を目的とする場合は、「医薬部外品」や「薬用」の表示と、承認された効能・効果を確認してください。
予算10,000円以内でそろえる場合
基本アイテムの使用感を重視する
予算が10,000円程度あっても、アイテム数を必要以上に増やす必要はありません。基本の洗顔料、化粧水、乳液またはクリーム、日焼け止めに予算を配分し、毎日使いやすいものを選びましょう。
| アイテム | 予算の目安 | 選び方 |
|---|---|---|
| クレンジング | 1,000~1,500円 | 摩擦を抑えてメイクを落としやすいもの |
| 洗顔料 | 800~1,200円 | 肌質と洗い上がりで選ぶ |
| 化粧水 | 1,000~2,000円 | 保湿感と続けやすさを確認する |
| 乳液・クリーム | 1,000~2,000円 | 季節や肌状態に合うもの |
| 美容液 | 1,500~2,500円 | 一つの目的に絞って選ぶ |
| 日焼け止め | 1,000~1,500円 | 塗りやすさと落としやすさを確認する |
残った予算でスペシャルケアを検討する
基本のお手入れに慣れてから、シートマスク、部分用クリーム、角質ケア用品などを追加できます。ただし、スペシャルケアは毎日必要とは限りません。
商品に記載された使用頻度を守り、乾燥や刺激を感じるときは使用を控えましょう。複数の新商品を同時に使い始めないことも大切です。
予算を決めるときのポイント
購入価格より一回あたりの費用を見る
安い商品でも容量が少なければ、短期間で買い替える必要があります。反対に、大容量の商品でも、使用期限内に使い切れなければ無駄になる可能性があります。
内容量と一回分の使用量を確認し、どのくらい使えそうかを考えましょう。毎日使うものは、購入価格だけでなく一回あたりの費用で比較すると分かりやすくなります。
適量を使える価格帯にする
高価な化粧品を購入しても、節約のために使用量を減らしすぎると、顔全体へ広げにくくなります。洗顔料やクレンジングでは、量が少ないことで摩擦につながる場合もあります。
商品に記載された適量を無理なく使える価格帯から選びましょう。
継続して購入できるか確認する
近くの店舗で購入できるか、通販で継続販売されているかも確認します。毎日使う基礎化粧品は、限定商品より定番商品を選ぶと買い替えやすくなります。
通販の場合は、送料や定期購入の条件も含めて比較してください。
肌質別に優先したいアイテム
乾燥肌の場合
乾燥肌は、洗顔後につっぱりにくい洗顔料と、保湿感のある乳液やクリームを優先しましょう。予算に余裕がある場合は、保湿美容液を追加する方法があります。
洗浄力の強いクレンジングを長時間なじませず、メイクに合った商品を使って短時間で落とすことも大切です。
脂性肌の場合
脂性肌は、余分な皮脂を洗い流せる洗顔料と、軽い使用感の乳液やジェルを選びましょう。べたつきが気になっても、化粧水だけで終わらせず、保湿アイテムの量を調整します。
皮脂を落とすために、一日に何度も洗顔する必要はありません。基本的には朝と夜にやさしく洗いましょう。
混合肌の場合
混合肌は、顔全体に使っても乾燥を感じにくい洗顔料と、量を調整しやすい乳液やクリームを選びます。
頬や口元には丁寧に保湿アイテムをなじませ、額や鼻などのTゾーンは薄めにしましょう。部位ごとに量を変えれば、多くのアイテムを購入しなくても対応しやすくなります。
敏感になりやすい肌の場合
化粧品で刺激を感じやすい人は、試供品やトライアルセットを利用しましょう。「敏感肌向け」「低刺激設計」などの表示は選ぶ際の目安になりますが、すべての人に刺激が起こらないわけではありません。
一度に一式を変更せず、洗顔料、化粧水、乳液の順に一つずつ試してください。
初心者が購入前に確認したいポイント
化粧品と医薬部外品の違い
スキンケア用品には、化粧品と医薬部外品があります。化粧品は肌を清潔にする、うるおいを与える、肌を整えるなどを目的とした商品です。
医薬部外品には、承認された効能・効果に対応する有効成分が配合され、「薬用」や「医薬部外品」と表示されています。商品名だけで判断せず、パッケージを確認しましょう。
全成分表示
過去に化粧品が合わなかった経験がある場合は、全成分表示を確認します。以前使った商品の成分表を写真で残しておくと、比較しやすくなります。
ただし、成分表示だけで肌との相性を完全に判断することはできません。試供品などで実際の使用感も確認しましょう。
使用方法と落とし方
使用する順番、一回分の量、朝晩のどちらに使うかを確認します。日焼け止めやメイク用品は、洗顔料だけで落とせるか、クレンジングが必要かも確認してください。
初心者が避けたい買い方
口コミだけで一式を購入する
高評価の商品でも、肌質や使用感の好みは人によって異なります。口コミは参考にしながら、商品説明や全成分、使用方法を自分で確認しましょう。
最初から同じシリーズですべてそろえる
同じシリーズで統一すると選びやすくなりますが、必ず一式で使わなければならないわけではありません。洗顔料はA社、化粧水はB社というように、使いやすいものを組み合わせても構いません。
セールで必要以上に買い置きする
化粧品は未開封でも、保管状態によって品質が変化する可能性があります。価格が安いからといって大量に買わず、使い切れる量を購入しましょう。
複数の商品を同時に使い始める
一度にすべての商品を新しくすると、赤みや刺激などが現れた場合に原因を判断しにくくなります。新しいアイテムは一つずつ取り入れましょう。
予算別チェックリスト
予算3,000円以内
- 洗顔料
- 化粧水
- 乳液またはクリーム
- 日焼け止め
予算5,000円以内
- クレンジング
- 洗顔料
- 化粧水
- 乳液またはクリーム
- 日焼け止め
予算10,000円以内
- クレンジング
- 洗顔料
- 化粧水
- 乳液またはクリーム
- 目的に合った美容液
- 日焼け止め
- 必要に応じてスペシャルケア用品
基本的な使用順序
朝のスキンケア
- 洗顔
- 化粧水
- 美容液を使う場合は美容液
- 乳液またはクリーム
- 日焼け止め
- メイク
夜のスキンケア
- クレンジング
- 洗顔
- 化粧水
- 美容液を使う場合は美容液
- 乳液またはクリーム
導入美容液や先行乳液など、一般的な順番と異なる商品もあります。商品の説明に記載された順番を優先してください。
使用中に注意したいこと
化粧品を使用した後に、赤み、腫れ、かゆみ、痛み、強い刺激などが現れた場合は、使用を中止してください。合わないと感じているのに、もったいないからと使い続ける必要はありません。
症状が続く場合や悪化する場合は、使用した商品の容器や全成分表示を持参し、皮膚科などの医療機関へ相談しましょう。
まとめ:予算内で基本アイテムを一つずつそろえよう
スキンケア初心者が最初にそろえたいのは、洗顔料、化粧水、乳液またはクリーム、日焼け止めです。メイクをする人は、クレンジングも用意しましょう。
予算3,000円では基本の4点、5,000円ではクレンジングを追加し、10,000円では目的に合った美容液などを検討できます。ただし、予算に余裕があっても、すべてのアイテムを購入する必要はありません。
価格だけでなく、肌質、使用感、容量、使用方法、購入しやすさを比較し、適量を無理なく使い続けられる商品を選びましょう。まずは基本のスキンケアを習慣にし、必要性を感じたときに一つずつ追加してください。

